SunnyPlaceのトレーニング7原則
ここでは、私たちSunnyPlaceのスタッフが、日々クライアント様と接する際に重要視している、
どんなGOALに対しても守らなければならないルールを紹介していきます。
安全性:Safety
スポーツ医・科学に関する知識を持った指導者が指導にあたっていたとしても、トレーニング中の予期せぬ事故による外傷やオーバーユースによる障害が起こる可能性は0ではありません。これらに対する予防と対策はかかすことはできませんが、万一に発生した事象に対する適切な対処とサポートを行うために、SunnyPlaceでは日本赤十字社および消防庁などが主催する救命講習への定期的な参加とライセンス所持を義務付け、一時救命処置の技術向上に努めています。また、自社で開催する定期的な研修会において、応急処置の技術向上にも努めています。
- AED ビル内に設置
再現性:Repeatability
エビデンスとは科学的根拠のことで、世界中には学者や専門家が生涯をかけて明らかにした人類のための科学的根拠(最善の答え)があります。トレーニングプログラムは必ずそのエビデンスに基づき、誰に対しても必ず効果が得られるものである必要があります。しかし、エビデンスは横並びではなく、ほぼ間違いない根拠として信頼すべきものから、参考程度の仮説レベルまでのヒエラルキーが存在しています。SunnyPlaceでは、スタッフ全員が統計リテラシーを身につけることで、より上位のヒエラルキーを活用して、迅速かつ正確にお客様の目的を叶える「最善の答え」を見つけます。
エビデンスのヒエラルキー
専門家の意見・基礎実験の結果
試験管の中で行った生化学的な実験や動物実験。ヒトに対しての安全性と有効性を実証する前段階で、多くの基礎実験は最終的なランダム化比較実験にたどり着くことはありません。基礎実験はその積み重ねによって実証すべき重要な課題を生み出しますが、そのまま人間や社会に適用することはできません。
疫学・観察研究
研究を目的とした治療を行うのではなく、既に行われている治療の効果や、その予後を観察する研究デザインです。
ランダム化比較実験
研究の対象者が全国民や全人類から選ばれたランダムサンプリングでないということを除き、ほぼ間違いなく信用できる「妥当な因果推論」です。
系統的レビュー(Systematic Review)
文献をくまなく調査し、ランダム化比較試験のような質の高い研究のデータを、出版バイアスのようなデータの偏りを限りなく除き分析を行うことです。根拠に基づく医療(EBM)で用いるための情報の収集と吟味の部分を担う調査です。
メタアナリシス
複数の研究の結果を統合してより高い見地から分析すること、またはそのための手法や統計解析のことです。ランダム化比較試験のメタアナリシスは、医療において最も質の高い根拠とされます。
個別性:Individuality
トレーニングプログラムを決定するにあたり、お客様の性別、年齢、健康状態、体力レベル、生活環境、性格などを考慮することは非常に重要です。これらを把握してトレーニングプログラムを遂行することはパーソナルトレーニングの最大の強みであり、集団レッスンでは不可能です。SunnyPlaceでは個々の特性に応じたプランニングを行います。
専門性:Speciality
お客様の要望に応えるために、指導者たるトレーナーは専門性のあるライセンス取得者で、自社の研修制度に合格した者があたります。現在、国内における運動指導に関して国家資格は存在せず、指導経験などが無くてもトレーナーを名乗ることは簡単に出来てしまいます。このようなトレーナーとトレーニングを行うことは、目的とする運動効果を得ることが難しいだけでなく、場合によってはケガなどのリスクが伴うこともあります。そこで、Sunny Placeでは指導を行うにあたり、運動先進国であるアメリカのNSCAやACSMなどの認定する国際ライセンスや、日本のオリンピックアスリート育成などを行う日体協公認の運動指導者資格、健康・体力づくり事業財団の認定の健康運動指導士、第三の医療として注目を集めるKAATSU JAPANの認定指導資格などを取得することを義務とし、自身の知識と指導力を高め、クライアント様への指導を行います。
日本体育協会
様々な機関と連携し、子供からオリンピックアスリートまで、幅広く対応できる公認スポーツ指導者を育成しています。なかでもアスレティックトレーナーは、機能解剖や運動学に関する専門知識を有し、スポーツ活動現場において競技者の健康管理、障害・外傷の予防、緊急処置、リハビリおよびトレーニング、コンディショニングなどにあたるための資格です。
NSCA
National Strength and Conditioning Association (NSCA)は、ストレングストレーニングとコンディショニングに関する国際的な教育団体として1978年に設立され世界52ヵ国に約33,000人の会員が所属しています。
ACSM
ACSM(アメリカスポーツ医学会)は、ヘルスフィットネスのプロフェッショナルを最初に認定、世界44ヵ国で25,000人以上を認定し、健康・フィットネスの分野また臨床分野の資格で業界を常にリードしています。
GOLD’S GYM
ゴールドジムは、世界30カ国、300万人を超えるメンバーを誇る世界最大級ネットワークのフィットネスクラブです。日本では、国内に45店舗がオープンしています。ゴールドジムでのパーソナルトレーニング指導は、NSCAなどの公認ライセンスの取得はもちろん、高い指導力を持った指導者が多いことも特徴です。
公益財団法人 健康・体力づくり事業財団
健康および体力づくりの増進の普及啓発活動を目的に1981年(昭和56年)、社団法人国民健康・体力つくり運動協会(1965年設立)と財団法人健康づくり振興財団(1978年設立)が合併して設立されました。国内で認知度の高い、健康運動指導士の養成、資格認定を行っており、全国に16,000人以上の健康運動指導士がいます。
JATI
日本トレーニング指導者協会(JATI)は、競技力向上や健康づくりなど、さまざまな現場でトレーニング指導に携わる者たちが、相互研鑽を通じて専門性を高め、それにより社会への貢献を果たすことを目指して集う組織です。
審美性:Aesthetics
アライメント(骨の配列)が乱れることは、姿勢を崩し美しさを損なうだけでなく、腰痛、肩こり及び膝痛などの様々な疼痛の原因となり、将来的な変形性腰痛症や変形性膝関節症などの整形外科的な疾患のリスク要因ともなります。また、肥満状態が重複している場合には高血圧、糖尿病、脂質異常症などの内科的な疾患のリスク要因にもなります。これらは筋肉のアンバランス、肥満による身体への負荷の増大、および食生活の乱れが引き起こすことがほとんどです。Sunnyplaceでは、トレーニングや食生活のアドバイスにより、これらの原因にアプローチすることで改善と予防を行います。審美性を追求することは見た目の美しさのみならず、疼痛の改善や将来の健康への保険となります。
機能性:Functionality
回す、曲げる、伸びるなどの人体が本来備えている動きは、各関節が正しく機能した状態で初めて行うことができます。機能性の乏しい関節機構で無理な運動を行うことは、外傷および障害のリスクを高めます。SunnyPlaceでは、スクワット、ストリームライン、オーバーヘッドスクワットの動作習得を目指すことで、競技パフォーマンスの向上と生涯をとおしてスポーツを楽しめるカラダを作ります。
スクワット
・背骨、骨盤、股関節、膝関節、および足関節などの機能不全がある場合には正しく行うことが出来ません。
ストリームライン
・背骨、骨盤、肩甲胸郭関節、および肩関節などの機能不全がある場合には正しく行うことが出来ません。
オーバーヘッドスクワット
・動作にはほぼすべての関節機構が関わります。
自主性:Independency
健康の維持及び向上は生涯にわたる課題です。Sunny Place卒業の後にもご自身で取り組んで頂けるよう、運動、栄養などの実技・知識を深めて頂きます。